学びの完成
社会的な見方・考え方を身につけ、社会参画の意識が育つ
- この桜の木は中学校における社会科の学びをイメージしています。
- 中学校入学後、並行して学習する地理的分野・歴史的分野の学びがまず完成し、花が咲きます。公民的分野の学びは、地理的分野・歴史的分野の学びをふまえて完成し、花が咲きます。
- 地図帳は、常に土台として木全体に養分を送り続けるイメージで、どの分野でも活用することで、さらに学びを深めることができます。
- 桜の木が満開になるように学びが完成したとき、社会に生きる一人の人間として、積極的に社会参画する生徒を育成したい、というのが我々の願いです。
「主体的・対話的で深い学び」を実現
地理・歴史・公民共通で、単元末に「章(節)の学習を振り返ろう」を設置しています。
単元の学習をふまえて、「章(節)の問い」に対する自分の考えをまとめ、他者との対話型の学習活動を通して、自分の考えを深めたり、社会的課題について考察できる構成としています。
課題やテーマに対して自らの意見をまとめ、対話型の学習活動を通して“深い学び”が実現できる単元・特設を、各分野で設置しています。学習を通して、課題解決に取り組む意識や社会参画の意識の育成ができます。
地理的分野
第4部 地域の在り方
第4部「地域の在り方」単元は、第1部から第3部までの学習で得た知識、考えたこと、身につけた地理的な技能のすべてを使って、地域のよりよい将来を構想する単元です。
①地域の課題を把握→②地域の実態を把握→③課題の要因を考察→④課題の解決に向けて構想→⑤成果を発信 という流れで調べ学習をする中で、自分で考えたり、考えを他者と議論しあう学習を通して、地域のよりよい将来について考えを深められ、「主体的・対話的で深い学び」を実現できます。
歴史的分野
多面的・多角的に考えてみよう
特設「多面的・多角的に考えてみよう」では、1つの歴史的事象をテーマに、異なる意見や資料を通して多面的・多角的に考察し、思考力・判断力・表現力を育みます。また、他者との話し合いを通して、考えを深めることができます。
この学習は、課題解決に取り組む意識の育成にもつながります。
公民的分野
アクティブ公民
特設「アクティブ公民」では、社会的課題を段階的に追究していくことで、思考力・判断力を養い、深い学びにつなげます。また、ディスカッションを通して、考えを深めることができます。
この学習は、社会参画の意識の育成にもつながります。