教科書のポイントを2分でご紹介! 内容解説ムービー
教科書のポイントを詳しくご紹介! デジタルパンフレット
興味・関心を喚起する「写真で眺める」
写真で眺めるヨーロッパ州 p.64-65
写真で眺める近畿地方 p.200-201
第2部第2章「世界の諸地域」と第3部第3章「日本の諸地域」の導入「写真で眺める」では、地域の姿を実感できる、大きく鮮やかな写真を掲載しています。
学習する地域の様子をつかみ、興味・関心を高めて、意欲的に学びに向かえるようにしています。
地方の魅力を伝えるイラスト地図
近畿地方 p.199
関東地方 p.233
第3部第3章「日本の諸地域」冒頭は、親しみやすいイラスト地図で、地域の特色を端的に捉えられるようにしています。
「地理的な見方・考え方」を働かせる写真
田植えをする人々 p.30
暑い地域の暮らし~インドネシアでの生活~ p.31
「地域の特徴」「人間と自然のかかわり」など、「地理的な見方・考え方」を働かせることができる写真を厳選し、掲載しています。毎年国内外で取材を行い、人々の暮らしや地域の様子が読み取れる写真を撮影しています。
着実に深まる異文化理解「世界の諸地域」
例:第2部第2章第2節「ヨーロッパ州」(p.64-79)
第2部第2章「世界の諸地域」では、どの州の学習でも「写真で眺める」→自然環境→歴史・文化→産業→各州の地球的課題→「学習を振り返ろう」と同じ展開にしており、異文化理解が着実に深まるようにしています。
着実に深まる国土理解「日本の諸地域」
例:第3部第3章第3節「近畿地方」(p.199-216)
第3部第3章「日本の諸地域」では、どの地方の学習でもイラスト地図→「写真で眺める」→自然環境→各地方の<注目する視点>と関連の深い地理的事象→生活・文化、産業→「学習を振り返ろう」→「未来に向けて」と同じ展開にしており、国土理解が着実に深まるようにしています。
世界と日本の諸地域学習の「序説」
世界の諸地域「序説」 p.45
日本の諸地域「序説」 p.166
世界と日本の諸地域学習の冒頭には「序説」を設置し、地域的特色を追究する際の視点(主題)と地球的課題・地域の課題の関係を端的に示しています。
見通し・振り返りがしやすい構成で「指導と評価の一体化」を支援
章・節の展開 内容解説資料p.29-31
章・節を単元のまとまりとし、学習の見通し・振り返りがしやすい構成にしています。学習の見通し・振り返りを通して、学習者は「主体的・対話的で深い学び」を、指導者は「指導と評価の一体化」を実現できるようにしています。
対話を通して学びを深める「アクティビティに挑戦」 (全4テーマ)
自然災害から命を守ろう p.150-151
地域に適した再生可能エネルギーを考えよう p.281-282
「主体的・対話的で深い学び」を実践する特設としてを新たに設けています。対話を通して課題に粘り強く向き合う姿勢や、合意形成を目指す態度を身に付けられるようにしています。
また、単元の学習を生かして考察することで、習得した知識・技能を「生きて働く知識・技能」として定着させることができるようにしています。
SDGsに関する具体的な地域事例を多数掲載
未来に向けて よりよい社会を目指して 巻頭1-2
内容解説資料 p.41-42
地域的・地球的課題の解決に取り組む視点を養う「未来に向けて」を40か所に設置しています。よりよい未来を構想するためのヒントを得られるようにしています。
また、歴史的分野・公民的分野と共通する「環境・エネルギー」「防災」「人権・多文化」「平和・安全」「情報・技術」「伝統・文化」の6テーマから、中学校社会科の学習全体を通して「持続可能な社会の実現」を意識づけられるようにしています。
一人一台端末で活用できるQRコンテンツ
メニュー画面
写真で眺める(学習の見通し) ヨーロッパ州の動画
1,700を超えるQRコンテンツで、概念理解を助けたり、端末での自学自習を促すなど、「個別最適な学び」を支援しています。
教科書のもくじや中面の随所、裏表紙に掲載しているQRコードからアクセスできるようにしています。
地理的な見方・考え方 巻頭8
「地理的な見方・考え方」について、具体例を示しながら端的にわかりやすく説明しています。
内容解説資料 p.51-52
地図帳やさまざまな資料を活用しながら「地理的な見方・考え方」を働かせて考察できるよう、「技能をみがく」や「地図帳活用」を設置しています。
資料ダウンロード
内容解説資料
編修趣意書
教師用指導書
『社会科 中学生の地理』に込めた想い
異文化理解・国土理解から「深い学び」につながる教科書を目指して
著作者代表 東京学芸大学名誉教授 加賀美雅弘
株式会社帝国書院 編集部
中学校の地理的分野の学習にあたっては、まず、世界や日本のさまざまな文化に触れてほしいと考えています。その際、地球上に暮らす人々が、各地でそれぞれの工夫や努力を重ね、その土地に根ざした暮らしを営んでいる様子に目を向けてもらいたいと思っています。その上で、「地理的な見方・考え方」を働かせながら、自然環境・文化・産業などを多面的に見ることで、それぞれの地域の特色を理解することを目指しています。
本書では、地域の特色を理解することで、地域と地域の間の相互関係や、グローバル化によって起こっている地域の変化についての理解が深められるほか、将来に向けて、よりよい地域のあり方について考える力が身に付くようになっています。また、深刻な自然災害や社会の課題に対してどのような対策が必要なのか考察できるように編集しています。
本書を通して学ぶことで、中学生の皆さんには、異文化理解や国土理解を深め、地域の課題を「自分ごと」として捉え、解決への道のりを主体的に考える「社会参画の意識」を育んでほしいと、私たちは願っています。
『社会科 中学生の地理』の著作関係者
監修者
加賀美 雅弘
東京学芸大学名誉教授
米田 豊
兵庫教育大学名誉教授
志村 喬
上越教育大学教授
吉田 剛
宮城教育大学教授
編集協力者
赤井 範子
京都市教育委員会指導主事
泉宮 一喜
東京学芸大学附属小金井中学校教諭
井上 弘毅
神奈川県横浜市立金沢中学校主幹教諭
井寄 芳春
大阪府立咲くやこの花中学校校長
植田 純生
徳島県公立中学校元教諭
荻原 拓
長野県安曇野市立堀金中学校教諭
川中子 靖
栃木県宇都宮市立横川中学校教諭
菊池 徹
神奈川県横須賀市立久里浜中学校総括教諭
岸 崇
新潟大学附属長岡中学校教頭
紀洲谷 浩市
兵庫県神戸市立押部谷中学校校長
木下 浩子
京都府舞鶴市立白糸中学校教頭
最所 健太
福岡県福岡市立吉塚中学校主幹教諭
佐藤 愛
宮城県仙台市立第一中学校教諭
七里 広志
滋賀県草津市立老上中学校教諭
島津 虎史
静岡県浜松市立東部中学校教諭
髙橋 範久
香川大学教育学部附属高松中学校教諭
髙山 正樹
山形県山形市立第六中学校教諭
田村 俊司
静岡県静岡市立大里中学校教諭
橋本 一秋
埼玉県新座市立第五中学校教諭
樋口 大祐
三重県四日市市立橋北中学校教頭
平山 裕人
コロポックル学びの家
宗像 玲
パナマ日本人学校校長
渡辺 康弘
福島県公立中学校元校長
著作者
池下 誠
東京都公立中学校元教諭
池田 康二
東京都公立中学校元教諭
梅田 克樹
千葉大学准教授
漆間 浩一
鎌倉女子大学教授
王子 明紀
兵庫県三田市立狭間中学校教頭
大山 修一
総合地球環境学研究所教授
大呂 興平
大分大学教授
小岩 直人
弘前大学教授
小島 泰雄
京都大学教授
近藤 章夫
法政大学教授
阪上 弘彬
千葉大学准教授
立石 昌文
福岡県公立中学校元教諭
土屋 純
関西大学教授
堤 純
筑波大学教授
永田 忠道
広島大学准教授
中野 英水
東京都板橋区立中台中学校副校長
仁平 尊明
東京都立大学教授
武者 忠彦
立教大学教授
山本 葉月
東京都立立川国際中等教育学校主任教諭
渡邊 智紀
お茶の水女子大学附属中学校教諭
株式会社帝国書院
特別支援教育に関する監修・校閲者
柏倉 秀克
桜花学園大学教授
丹治 達義
筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
編集委員
赤坂 寅夫
東京都公立中学校元校長
井上 昌善
愛媛大学准教授
宇野 彰人
東京都公立中学校元校長
梅津 正美
鳴門教育大学理事・副学長
江口 勇治
筑波大学名誉教授
鴛原 進
愛媛大学教授
佐野 金吾
東京都公立中学校元校長
土屋 武志
愛知教育大学特別教授
濵野 清
兵庫教育大学教授
松岡 尚敏
宮城教育大学教授
吉村 功太郎
宮崎大学教授
防災教育に関する監修・校閲者
矢守 克也
京都大学教授