教科書のポイントを3分でご紹介! 内容解説ムービー
教科書のポイントを詳しくご紹介! デジタルパンフレット
社会参画の意識を育むことができる本文記述
私たちと政治参加 p.106-107
働くことの意義と労働者の権利 p.138-139
本文記述では、学習内容が社会の中でどのような意義を持っているのかまで言及しています。生徒が「自分と社会がどのように関わってくるのか」をイメージしやすく、社会への関心や社会参画の意欲を引き出せるようにしています。
中学生の目線でかみ砕いた表現の本文
内容解説資料 p.9-10
概念用語や理解が難しい制度・事象については、中学生目線のかみ砕いた本文で解説しています。また、生徒に身近な事例を取り上げた、わかりやすい本文記述にしています。
学習内容を俯瞰してイメージできるイラスト「学習の前に」
学習の前に 暮らしのなかから憲法との関わりを探してみよう p.30-31
学習の前に 暮らしのなかから経済を探してみよう p.116-117
各部の冒頭には「学習の前に」を設置しています。イラストに描かれた社会の様子から学習内容をイメージして、部の学習を見通すことができるようにしています。
身近な事例から、実感をもって学習できる「導入の具体事例」
企業の競争と独占 p.136-137
さまざまな具体事例 内容解説資料p.17-18
本文ページの導入資料では、生徒に身近な事例を、迫力あるワイドな写真やわかりやすいイラストで掲載しています。
興味・関心をもって、社会のできごとを「自分ごと」として捉えられるようにしています。
見通し・振り返りがしやすい構成で「指導と評価の一体化」を支援
章・節の展開 内容解説資料p.19-21
章・節を単元のまとまりとし、学習の見通し・振り返りがしやすい構成にしています。学習の見通し・振り返りを通して、学習者は「主体的・対話的で深い学び」を、指導者は「指導と評価の一体化」を実現できるようにしています。
対話を通して学びを深める「アクティビティに挑戦」 (全41テーマ)
アクティビティに挑戦(特設ページ型) 赤字バス路線に税金を使うべきか? p.166-167
アクティビティに挑戦(コラム型) 多数決を利用した決め方を考えよう p.32-33
アクティビティに挑戦(シミュレーション型) パン屋さんを作ろう p.132-145
「主体的・対話的で深い学び」を実践する場として設けています。対話を通して課題に粘り強く向き合う姿勢や合意形成を目指す態度を身に付けられるようにしています。
SDGsへの意識を高める「未来に向けて」
未来に向けて よりよい社会を目指して 巻頭1-2
未来に向けて p.178-179ほか
地域的・地球的課題の解決に取り組む視点を養う「未来に向けて」を26か所に設置し、事例から、よりよい未来を構想するためのヒントを得られるようにしています。
また、地理的分野・歴史的分野と共通する「環境・エネルギー」「防災」「人権・多文化」「平和・安全」「情報・技術」「伝統・文化」の6つのテーマから、中学校社会科の学習全体を通して、「持続可能な社会の実現」を意識づけられるようにしています。
一人一台端末で活用できるQRコンテンツ
メニュー画面
学習の前に(学習の見通し)
700を超えるQRコンテンツで、概念理解を助けたり端末での自学自習を促すなど、「個別最適な学び」を支援しています。教科書のもくじや中面の随所、裏表紙に掲載しているQRコードからアクセスできるようにしています。
現代社会の見方・考え方 巻頭8
「現代社会の見方・考え方」について、具体例を示しながら端的にわかりやすく説明しています。
18歳への準備 契約について考えよう p.128-129
特設「18歳への準備」では、成人として身に付けたい、メディアリテラシーや契約、ライフプランや金利などの、実践的な知識・技能を習得できるようにしています。
資料ダウンロード
内容解説資料
編修趣意書
教師用指導書
『社会科 中学生の公民』に込めた想い
主体的に社会に参画する意識を育む教科書を目指して
著作者代表 筑波大学名誉教授 江口勇治
株式会社帝国書院 編集部
先生方は、自分の学習指導にどんな想いを込めていますか?
本書では、そんな心ある先生方の想いの手助けになればと考えて作りました。
中学校の子どもたちは、情報化・グローバル化・高齢化や環境破壊・自然災害など社会変動・変化に直面しています。そのため自分自身が住む社会の諸課題から逃避することなく、社会の構成員として、諸課題の解決に主体的に参画・挑戦する子ども像をもとに、それらに必要な知識・理解・技能・態度などを育成したいという想いから、教科書づくりを進めました。まさに生徒・先生・社会のいろいろな人々の社会に込められた想いやそのための見方・考え方を描こうとしました。とくに地域社会・政治・経済・国際社会などの課題とそのしくみをわかりやすく示し、あわせて社会参画で活用するスキルを示しました。
さらに「自ら問い、考え、判断し、行動する」子どもたちが、みんなの問題解決に協働してあたり、より良い社会づくりが行えるような活動例を示しました。
この公民的分野の学習は地理的分野・歴史的分野を踏まえた上での、あるべき社会づくりに参画する子どもたちの総まとめです。ぜひ本書を生かして、先生方の教育への想いが、かなうことを願います。また子どもたちの幸福や夢への想いが、かなうことを願います。
『社会科 中学生の公民』の著作関係者
監修者
江口 勇治
筑波大学名誉教授
池上 彰
名城大学教授
著作者
石本 貞衡
東京都練馬区立大泉中学校主幹教諭
井上 昌善
愛媛大学准教授
岩渕 公輔
東京都府中市立府中第四中学校指導教諭
鴛原 進
愛媛大学教授
小野 智史
香川大学教育学部附属高松中学校主幹教諭
木村 草太
東京都立大学教授
三枝 利多
東京都公立中学校元教諭
佐藤 尚
大分県教育センター指導主事
佐藤 主光
一橋大学教授
佐橋 亮
東京大学准教授
堤 拓
神奈川県横浜市立高田中学校主幹教諭
中川 雅之
日本大学教授
藤田 琢治
東京都目黒区立第九中学校主任教諭
松岡 尚敏
宮城教育大学教授
村松 剛
弁護士
吉村 功太郎
宮崎大学教授
株式会社帝国書院
編集委員
有吉 保和
東京都公立中学校元校長
石上 和宏
東京都公立中学校元校長
梅津 正美
鳴門教育大学理事・副学長
米田 豊
兵庫教育大学名誉教授
阪上 弘彬
千葉大学准教授
志村 喬
上越教育大学教授
土屋 武志
愛知教育大学特別教授
永田 忠道
広島大学准教授
濵野 清
兵庫教育大学教授
吉田 剛
宮城教育大学教授
編集協力者
井寄 芳春
大阪府立咲くやこの花中学校校長
勝野 陽介
岐阜県岐阜市立藍川中学校教諭
後藤 浩一
広島県広島市立祇園中学校教頭
武井 正樹
信州大学教育学部附属長野中学校主幹教諭
田代 憲一
東京都町田市立薬師中学校主任教諭
新山 竜彦
北海道旭川市立広陵中学校教諭
平山 裕人
コロポックル学びの家
山口 偉一
関西福祉大学教職センター教授
山辺 慎太郎
北海道東神楽町立志比内小学校教頭
特別支援教育に関する監修・校閲者
柏倉 秀克
桜花学園大学教授
丹治 達義
筑波大学附属視覚特別支援学校教諭
防災教育に関する監修・校閲者
矢守 克也
京都大学教授