T.I.

編集部第二編集室(資料集・図説編集)地理班

T.N.

2023年入社

好きな食べ物:ハヤシライス(帝国書院がある神保町の名物はカレーですが)

※内容及び所属は取材当時のものです

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入社の決め手

大学で地理学を専攻し、教員免許も取得したので、これらの知識をいかして社会科教育に関わる仕事をしたいと考えていました。また、自分のアイデアが形となって、全国の皆さまのもとへ届くという「ものづくり」としての関心もあったため、出版社を選びました。最終的な決め手は、帝国書院が出版している世界史資料集『タペストリー』を、ボロボロになるまで読み込んできたという教材への思い入れの強さです。

入社の決め手

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入社から配属まで

帝国書院では、原則として入社後3か月間は全員が学校営業の担当部門に所属し、教科書の内容について勉強しながら実際の営業活動を行います。その後、私は第二編集室に配属され、書籍だけでなく壁に掛ける大きな地図や地球儀などさまざまな商品に携わり、編集の「いろは」を学びました。第二編集室は、地図帳・教科書以外のほぼ全ての教材の編集業務を担っており、同時にさまざまな作業が進められています。上司からは、「他部署との連携やスムーズな進行のためには、コミュニケーションが大事である」と教わり、常に心がけるようにしています。

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現在担当している仕事

第二編集室では資料集やその他教材の編集を行っており、私は地理の資料集や統計書を担当しています。どこにどのような資料を載せるかレイアウトを考えたり、より良い写真を探し求めたり、新しく正確な情報を掲載するために外国語にも臆せず資料を読み込んだりの繰り返しです。帝国書院では、若手にも裁量を与えてもらえるため、ときには生みの苦しみを味わうこともありますが、成長に繋がる実感があります。
また、編集部に在籍していても、全国各地の先生方のもとへ営業活動に伺うことがあります。教材について、先生方から直接お声を頂戴できる貴重な機会です。

現在担当している仕事

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これからの目標・夢

今後の大きな夢は、大げさですが、自分の担当した教材をきっかけに「社会科が好き」、ひいては「学ぶことが好き」と子供たちに感じてもらうことです。教材は、あくまで世の中に興味・関心を持ってもらう「きっかけ」づくりの一つにすぎないと考えています。子どもたちが、自ら世界を広げていけるよう、紙面作成の工夫を重ねていきたいです。
また、同時に自己研鑽にも励んでいきたいです。学会や勉強会への参加を後押ししてもらえる環境にあるので、私自身も学びの姿勢を止めず、積極的にさまざまな分野のことを吸収し、「引き出し」を増やしていきたいと思います。

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社内や社員の雰囲気

一冊の教材をつくりあげて、子どもたちの手もとに届けるまで、部署を跨いでたくさんの社員が関わっているため、皆が同じ方向を見ているような一体感があります。同じ部署には編集以外のさまざまな業務を経験してきた先輩方も多いので、私のような若手社員が失敗をしてしまったときにも、次に向けて失敗を糧にするためのヒントを上司や先輩方がすっと授けてくれます。
また、旅行やスポーツをはじめとして、共通の趣味をもつ社員が多く、若手同士の交流も盛んです。

とある1日のタイムスケジュール

8:45
出社:その日にやるべきことを確認します
9:00
メールや新聞のチェック:新聞で時事ニュースを確認します
9:15
お問い合わせへの回答:教材へのご質問・ご要望をいただくこともあります
11:00
部内打ち合わせ:さまざまな業務が同時に進められているため情報共有をします
12:00
昼休み:同期とランチに出かけたり、お弁当を持ってきたりします
13:00
進捗状況に関する上司への相談:担当する業務に不安があれば早めに相談します
13:30
原稿作成・発注作業:自分が担当する教材の原稿をつくります
18:00
退勤