POINT 5
SDGsの実現に向けたさまざまな資料
地理的分野の学習全体を通して「持続可能な社会の実現」を意識づけるため、巻頭でSDGsに該当する世界の具体事例を紹介
しています。
第4部「地域の在り方」単元は、第1部から第3部までの学習で得た知識、考えたこと、身につけた地理的な技能のすべてを
使って、地域のよりよい将来を構想する単元です。
SDGsと関連させながら、持続可能な社会について、主体的に考えることができます。
地域の在り方を考える
第3部第3章「日本の諸地域」では、各地方の節末に特設「地域の在り方を考える」を設置し、SDGsに関連した地域の取り組みを紹介しています。
「地域の在り方を考える」掲載ページ一覧(7テーマ)
地方 | タイトル | 教科書掲載ページ |
---|---|---|
九州地方 | 自然環境の再生から資源循環型社会へ | p.186 |
中国・四国地方 | 通信網を生かした地域おこしの取り組み | p.202 |
近畿地方 | 環境につちかわれた産業の発展のために | p.218 |
中部地方 | 時代の変化に対応する産業の創出 | p.234 |
関東地方 | 都市と農村の交流の取り組み | p.252 |
東北地方 | 災害からの復興と生活の場の再生 | p.268 |
北海道地方 | 地域の多様な文化を大切にする取り組み | p.284 |
未来に向けて
「環境」「防災」「共生」からなるコラム「未来に向けて」を設置し、社会的課題について考えられるようにしています。
参考記事 ※一部、閲覧にはWebサイトへの会員登録が必要な記事がございます。
- 「地域の在り方」単元だからこそ育まれるコンピテンシー、将来を生きる力 ~フィールドワークと ICT 利活用の複合が加速させる、
考察・議論・構想~
:新潟県 上越教育大学附属中学校 教諭 仙田健一 - 単元を貫く課題と「主体的に学習に取り組む態度」の評価 ー地理的分野を例にー
:玉川大学教職大学院教授・元全国中学校社会科教育研究会会長 髙岡麻美(中学校社会科のしおり 2023年度前期号 新教科書での指導と評価のポイント) - 授業者に教わる授業から、生徒が学び取る授業へ -学びに向かう力の涵養を目指した「第3章 日本の諸地域」の授業実践-
:埼玉県 新座市立第五中学校 教諭 橋本一秋(中学校社会科のしおり 2023年度前期号 授業研究) - 「地域構想への提言」につなげる地理学習の方法と展開 −地理学習のまとめとしての「地域の在り方」の学習−
:元全国中学校社会科教育研究会会長 赤坂寅夫(中学校社会科のしおり 2022年度後期号 社会科学習 トラの巻㉗) - 「世界の諸地域 北アメリカ州」 -アメリカ合衆国の旅行計画書を作ろう-
:神奈川県 横浜市立金沢中学校 主幹教諭 井上弘毅(中学校社会科のしおり 2022年度前期号 授業研究) - 教科書で進める普段づかいの探究型学習 −「南アメリカ州の現在と未来~SDGsで考えよう~」を事例に−
:兵庫県 三田市立上野台中学校 主幹教諭 王子明紀(中学校社会科のしおり 2021年度後期号 授業研究) - 問いのつくり方 その2 −「問い」のつくり方と評価−
:元全国中学校社会科教育研究会会長 赤坂寅夫(中学校社会科のしおり 2020年度後期号 地理学習 トラの巻㉓) - 問いのつくり方 −「単元を貫く問い」と各時間の「問い」の在り方−
:元全国中学校社会科教育研究会会長 赤坂寅夫(中学校社会科のしおり 2020年度前期号 地理学習 トラの巻㉒)