地図で読む松本清張

文豪・松本清張の作品の舞台を地図とともに解説。地図と合わせて読むことで、作品の世界観は一層深みを増したものになります。

商品コード
51452
ISBNコード
978-4-8071-6538-4

定価:1,980円(本体価格1,800円+税)

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地図とともに甦る 松本清張が描いた あの作品 あの時代

日本推理小説界の巨星・松本清張の作品の舞台を地図とともに解説。地図と合わせて読むことで、作品の世界観は一層深みを増したものになります。本書で扱うのは『ゼロの焦点』『砂の器』『点と線』『火と汐』『時間の習俗』『或る「小倉日記」伝』『波の塔』『球形の荒野』『Dの複合』『眼の壁』『天城越え』の全11作。巻末には多くの清張作品の舞台となった昭和30年代の中学校地図帳も復刻して収録。ほかにも、清張作品に登場する鉄道路線や列車名がわかる資料もあり、清張ファンのみならず、鉄道ファンも垂涎の一冊。

作品別特集

『砂の器』『点と線』『ゼロの焦点』など清張の代表作の特集を全11作掲載。あらすじ、人物相関図で作品の概要をつかむことができるので、作品を読んだことがない人でも楽しむことができます。随所に地図を織り交ぜながら、作品を解説していきます。『砂の器』での方言の件や、『点と線』でのアリバイ工作は、作品の中でとても重要なポイントですが、地図と一緒に読むことでこれらがより面白く感じられるようになります。サンプルは『砂の器』です。

復刻版地図

清張作品の舞台となった場所は昭和30年代の中学校地図帳を復刻掲載して網羅!作品の舞台となった場所が一目瞭然です。 また、清張の出身地や居を構えた地など、ゆかりの場所も掲載しています。地図帳の老舗、帝国書院ならではのページです。清張の故郷・北九州にある松本清張記念館も載っています。

コラム「清張の時代」

清張作品の下敷きには「昭和」という時代背景があることも欠かせないポイントです。「清張の時代」と題したコラムで、清張作品の舞台となった時代の社会、世相、文化、流行などを掘り下げます。

清張作品と鉄道

清張作品の下敷きには「昭和」という時代背景があることも欠かせないポイントです。「清張の時代」と題したコラムで、清張作品の舞台となった時代の社会、世相、文化、流行などを掘り下げます。

 

判型 A5
ページ数 168
購入方法 書店または各種ECサイト
発行年月 2020年12月
編・著者 北川清 徳山加陽 帝国書院編集部
素材 紙・電子