事業内容
実意・実力・実行・実績
帝国書院は、1917(大正6)年の創立以来、世界における日本国の国民としての自覚を持ち、
日本の国民のための教科書づくりを主業として、活動してまいりました。
この自覚のもとに、会社は健康で実行力のある社員の獲得と育成に努めています。
社員は自分の能力を十分発揮して、創意・工夫と努力で積極的に仕事にとり組んでいます。
すなわち帝国書院は、「実意」「実力」「実行」「実績」を根本理念とし、
このような基本的考え方で、ともに仕事を通じて社会に役立とうと考えます。
実意
熱意と誠意をもって仕事本位に取り組む姿勢です。
こうした気持ちが実力を育み、
実績を上げることにつながります。
実行
理論だけでなく、実際にやりきることです。
実力
業績を上げるためには、不断の努力によって
培われる真の力が必要です。
実績
普段の実行の積み重ねが、
動かしがたい業績につながります。
教科書地図帳
小・中・高等学校用地図帳を発行しています。
1905年に創業者である守屋荒美雄が最初の地図帳を発刊して以来、今日にいたるまで、帝国書院は、学習する人にとってわかりやすい地図帳の表現を追求し続けています。
教科書
中学校用社会科教科書、高等学校用地理歴史科・公民科教科書を発行しています。
1918年発行の「帝国地理」には“例言”の部分に著名な研究者ではなく、各地に根を下ろして地理教育に取り組む教員を執筆者に迎えたと書かれています。このときから変わらず、実際に教鞭をとる先生方の意見、その地方の生活文化を知る人からの意見を重視するという姿勢が、帝国書院の教科書づくりの根底に流れています。
デジタル教科書・教材
時代の変化に応じた商品開発にも力を入れています。小・中・高等学校の指導者用/学習者用デジタル教科書をはじめ、デジタル準拠ノートなどを開発しています。単にソフトを開発するということではなく、「社会科専門の出版社が作る」という視点を基本に、実際の授業を想定した内容構成となっております。
資料集ワーク
中学校用社会科、高等学校用地理歴史科・公民科向けの資料集・ワークを発行しています。
豊富な写真や資料図を用いて、学習内容を楽しく、正しく理解できるよう、配列や紙面構成をはじめ、表現方法など細心の注意を払っています。
教材
DVD、掛地図、常掲用地図、地球儀など、社会科の授業でご活用いただける教材の企画・開発を行っています。
一般書籍
日常生活においても、地図に親しんでほしい、地図をお役立ていただきたいという思いから、一般店頭向けの商品開発を続けています。中でも「旅に出たくなる地図シリーズ」は、シリーズ10点を数え、大変ご好評いただいております。また、「地図帳の深読み」シリーズでは地図の読み物という新たな分野に挑戦しました。今後も地図の楽しみをより多くの方へお届けできるよう、発刊を続けてまいります。
児童書・図書館向け書籍
児童書・図書館向け書籍を発行しています。日本や世界がより身近に感じられるような内容になっており、調べ学習にもおすすめです。子どもたちの興味・関心を高め、豊かな心を育む本づくりを心がけています。
その他
・教育情報誌『階』
教育情報誌『階(きざはし)』を2006年7月より刊行しています。「社会科教育」に関わる立場として、社会科教育をはじめとした、教育全般のあるべき姿をさらに追求しようと、発刊に至りました。本誌の書名『階(きざはし)』には、子どもたちが一歩一歩確かな足取りで成長していってほしいという、願いを込めています。(年3回発行)
・出前授業・講演会
小・中学校の児童・生徒や教員養成課程の大学生への出前授業、または研究会などでの講演会を行っています。地図帳の使い方や活用方法を、地図の作成の専門家としての視点から分かりやすく説明し、地図指導のサポートを行っています。
・地図普及活動
全国で行われている地図作品展への協賛・サポートをしています。
地図作品展は、小・中・高・特別支援学校等の児童生徒を対象として、毎年多数行われています。地図作品の制作を通して、子どもたちが地図への理解を深め、活用方法を身につけることができる作品展です。