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高校での地図活用を考える
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子どもたちの地図力向上に向けて
高校での地図活用を考える
最近、高校の先生方のなかに「世界史の話をしても、生徒に世界地図のイメージがないのでピンとこない」、「世界の知識が希薄で学習に支障をきたしている」という声をよく聞くようになりました。世界の国々の位置関係や国名・都市名などは、世界史のみならず政治経済・現代社会を理解する上でも基本的なことではないでしょうか?このような現状に鑑み、高校生の地図活用を考えるためにこのページをつくりました。
[ 高校の先生方に聞きました ]
帝国書院では、全国の高校の先生方に生徒たちの空間認識の現状と対策、そして地図帳に求められていることなどをアンケート調査いたしました。
☆生徒の都道府県名や国名などの、基礎知識の低下を感じますか?
解説
中学校の指導要領で、世界の国・日本の都道府県はそれぞれ3つ程度しか扱わなくなっており、生徒たちの日本や世界の空間認識が弱くなっていることが考えられます。知っているのが当然だと思う基本的な国名・都市名などの知識も欠落しているという声が寄せられています。
☆都道府県名・国名などの基礎的な知識の定着のために対策を講じていますか?
解説
対策を講じている先生はたくさんいます。
具体的には、
・プリント(白地図含む)…47人
・地名・国名テスト…36人
・地図帳・地図での繰り返しの確認…30人
などが上位に入っています。
☆地図帳を使って調べながら身につく空間認識
高校生の世界認識の不足を補うために、現場の先生方はさまざまな工夫をしながら指導を行っていることがわかりました。しかし、プリントや定期試験に出すだけでは、一時的な暗記知識で身に付かないという声もあります。
☆地図帳のメリット
地図帳を持たせると、こんな効果があると考えられます。
☆歴史で地図帳や地図が使えると感じた場面は?
国や都道府県の位置をおさえるとき
各国の現在と過去との領域・範囲の比較したいとき
国家の枠組みを超えた、人やモノの動き、地域間のつながりをとらえたいとき
歴史的事件の背景を、風土などの自然環境から読みとりたいとき
歴史的舞台の正確な位置を、まわりとの位置関係を見ながら把握させたいとき
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☆公民で地図帳や地図が使えると感じた場面は?
パラスチナ、イラクなどニュースになっている時事問題の場所を確認したいとき
授業で日本・世界の国名や地名が出て、さっと確認したいとき
二酸化炭素排出量の多い国など、世界全体の現状をとらえたいとき
地球的な視点で、教科書の事例を取り上げたいとき
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☆私の考え
高校の先生方から寄せられた、地図に関する意見や考えを紹介します。
地名がニュース・新聞に出るたびに地図帳で確認するクセをつけてほしい(日常から地図帳を見る態度を身につけてほしい)
国際化が進む今、生徒に1人1冊は地図帳を持たせたい
高校卒業しても一生使えるモノなので、捨てないように指導している
地図帳は地歴・公民科にとって、基本的な最も重要な教科書。国語科の国語辞典のように、身近になくてはならないもの
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