法教育教材の使い方

教材集の構成は、以下のとおりです。青文字をクリックすると、各部の説明画面が開きます。

第Ⅰ部 指導案

  • ③「吹奏楽部の演奏音がうるさい! さあ、どうする?」~対立と合意、司法の役割~第Ⅰ部 指導案 1:授業のねらい

    学習指導要領との対応と
    帝国書院公民的分野教科書との対応ページ

    この教材が、学習指導要領の主にどの部分に対応するか、また、帝国書院公民的分野教科書の、主にどのページが該当するかがわかります。

    ※「地理的分野」や「歴史的分野」への振り返り学習が可能な教材(地理:1点、歴史:3点)については、それぞれの分野の学習指導要領の対応箇所、帝国書院教科書の対応ページを明記しています。

    1 授業のねらい

    この教材を授業で使う目的を、学習指導要領と関連させながら、 授業のねらいを説明しています。

  • 2:生徒に身につけさせたい法教育的な見方・考え方、3:指導計画

    2 生徒に身につけさせたい
    法教育的な見方・考え方

    この授業を通して、生徒に身につけさせたい「法教育的な見方・考え方」を明記しています。法教育を行う目的を明示しています。

    3 指導計画

    各時間の授業の進め方をコンパクトにまとめています。 2時間扱いの教材には、2時間分の計画を作成してあります。

    「学習活動」「指導上の留意点」の2項目を、「導入」「展開」「まとめ」の流れに沿って、授業で使えるように具体的に示しています。
    「導入」では、生徒の興味・関心を引き出すための、「つかみ」の具体例を示しています。
    「展開」では、授業の中で行う話し合いなどの活動を説明しています。
    「まとめ」では、授業の振り返りや学習評価の材料として使える内容にしています。

  • 4:評価(事例1、2を通して)

    4 評価

    評価規準の3観点に対応しています。

    「主体的に学習に取り組む態度のみとり」については、A規準、B規準の具体例を示しています。

第Ⅱ部 ワークシート

「第Ⅰ部 指導案」の「3 指導計画」に準拠した内容のワークシートです。
このワークシートを活用することで、準備時間をあまりかけずに法教育の
授業を行うことができます。
想定授業時間にあわせ、1時間あたり1つのワークシートをご用意しています。

第Ⅲ部 弁護士からのアドバイス

法教育に精通した弁護士による、「法教育」を実践する上での留意点や、
必ず押さえておきたい点など、アドバイスを掲載しています。

※教材によっては、下のように、法律や憲法の条文、実際の判例などの資料や解説も掲載し、
より具体的にアドバイスしています。

  • 第Ⅲ部 弁護士からのアドバイス 1:ルールとは何か、2:公正なルールとは何か、3:まとめ

    補足解説の例

    教材No.⑳
    「お金払ってよ! だって、申し込んだじゃない?」
    ~民事裁判から学ぶ事実に基づく判断~
    より

    条文掲載の例

    教材No.➅
    「ワンクリックで契約成立?」
    ~契約の成立と消費者保護~
    より

第Ⅳ部 授業づくりのポイント

中学校教員と弁護士が一緒になって考えた、法教育の授業をする際のポイントです。
下記の手順で構成しています。
「1 ねらいをはっきりさせましょう」「2 指導の工夫をしましょう」
「3 授業の進め方」

3つの手順で、授業に必要な要素や、指導する際の「コツ」を掲載しています。

  • 第Ⅳ部 授業づくりのポイント 1:ねらいをはっきりさせましょう、2:指導の工夫をしましょう、3:授業の進め方

    1 ねらいをはっきりさせましょう

    「授業のねらい」や「身につけさせたい見方・考え方」を定着させる方法を提示しています。その際にどのような点に留意すれば良いかもわかります。

    2 指導の工夫をしましょう

    指導をより工夫することで、深い学びにつなげられるということを説明しています。

    3 授業の進め方

    「導入」→「展開」→「まとめ」のそれぞれ、実際の授業の進行にあわせて、 留意すべき点などを、具体的に説明しています。

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