ブックタイトル地図を通じた学力向上に向けて

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概要

地図を通じた学力向上に向けて

6 7弱視の児童・生徒向け拡大教科書のご紹介※小・中学校の地図帳以外にも、中学校「地理」「歴史」「公民」 の拡大教科書をご用意しています。※点友会についての詳細はこちらへ  http://tenyu.org/●おもな地名を精選して拡大表示し、白ふちどりでさらに見やすくしています。●海岸線は太くはっきり表示しています。中学校で使われている教科用図書の地図帳拡大教科書「 大阪府周辺の例」一般社会科地図帳においても、色覚特性のある児童・生徒にも見やすい工夫を取り入れています。対応カラーバリアフリー色の見え方は、万人に共通するものではなく、日本では男性の20 人に1 人、女性の500 人に1 人、日本全国では300 万人以上の方が色覚に特性があるといわれています。このような状況をふまえ、教科用図書の地図帳においても、点友会の皆様や各種団体のご意見を伺いながら、色覚に特性をもつ児童・生徒にとっても見やすい色づかいや表記の工夫を行っています。例えば、色覚特性のある方の多くは緑と赤が判別しづらいことから、かつてはピンクで着色していた市街地の色を黄色に変えるなど特性にいち早く対応しています。特別支援教育の理念を実現するために。~さまざまな視覚上の特性をもつ児童・生徒さんへ 支援の輪をつなぐお手伝い~4通常の地図の紙面を十分に拡大点友会は半世紀以上にわたって点訳や拡大写本のボランティア活動に取り組んでいます。その中で、拡大字の「世界地図」「日本地図」を作成してきました。平成20 年度には帝国書院と共同編集という形で「楽しく学ぶ小学生の地図帳4・5・6 年 初訂版 拡大字版」を、平成21 年度には「新編 中学校社会科地図初訂版 拡大字版」を初めて発行し、一般の児童・生徒が使用している地図帳と遜色のない拡大字の地図帳を全国の弱視の児童・生徒に届けることができました。弱視の児童・生徒からは「きれい」「見やすい」といった喜びの声が数多く寄せられました。現在では帝国書院さんが独自に発行を続けていらっしゃいますが、点友会としてもこの取り組みを応援しています。一人でも多くの弱視の児童・生徒の手に拡大字版の地図帳が届き,少しでも地図が読みやすい環境となることを願っています。一人でも多くの児童・生徒に読みやすい地図を届けたい点友会 会長 石津 利幸さんからのお便り4・5・6年 帝国書院 編集部編1拡大版【22P】(全2 分冊)小 楽しく学ぶ小学生の地図帳4・5・6年(地図432)拡大版【22P】(全2分冊)帝国書院編集部編中 中学校社会科地図(地図722)拡大版【22P】(全3分冊)─ ①1拡大版【22P】(全3分冊)「田」や「畑」をより明るく美しい色で表現できるよう、通常の4 色に「クサ(緑色)」を加えた5 色で印刷しています。さらに、色の違いだけでは判別しにくい特性に配慮し、色の下には模様(地紋)を入れています。地名を正しく読むことができるよう、すべての地名にふりがなを付記しています。正しい漢字を学べるように、「 とめ」「はね」「はらい」が正しい、国語で学ぶ漢字と同じ書体を使用しています。うす緑色で等高線を加えて境界をつくることで、色の違いを判別しやすくしています。県名の赤い文字には黒でふちどりをしたり,産物名の文字色を黒にしたりするなど,緑の地色に赤文字の組み合わせを極力避けています。カラーバリアフリーおよび学習上の配慮の例原寸大原寸大