●ナンディ寺院(ブル寺院)
バンガロール市内にあるナンディ寺院はヒンドゥー教の寺で,黒い石でつくられた巨大な牝牛(ブル)像(写真
)があり,人々の信仰を集めている。寺院の周辺は,東京の浅草のようにみやげ物屋や飲食店が集まっており,とてもにぎやかだ。牛も普通に街中を闊歩していて(写真
),その近くを通るのが少し怖かった。インドやスリランカで訪れた他の寺院と同様に,境内とその周辺では参拝者は履き物を脱いで裸足で歩く。衛生面から裸足になるのはちょっと思い切りが必要だったが,地面はきれいに掃き清められていて安全だった。ヒンドゥー教寺院に特徴的な大きな塔門を過ぎると,牝牛像をまつった建物があり,参拝者は像の周囲を祈りながらまわるようになっている。途中で額に赤い印(ビンディ)をつけてもらい,一同はインドに来たことを実感した(写真
)。